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KULA SHAKER

KULA SHAKER/PEASANTS,PIGS & ASTRONAUTS

 シングルは軒並みトップ5入り、デビューアルバムは全英1位と人気・実力ともに最高峰だったクーラ・シェイカーの2ndであり、早すぎたラストアルバム。
 完璧主義的な世界観、繚乱するエキゾチシズムとサイケデリア、ずば抜けた演奏力によって生み出される強烈なグルーヴ感。メロディアスなポップとしても完成しているし、前衛性や実験的なサウンドはロックとしても完璧。ジャケットのアート・ワークも素晴らしい。
 内容は全曲ハイレベルだが、一聴してぶっ飛ぶA「Mystical Machine Gun」とハモンド・オルガンがいい味出しているF「108 battles (of the mind)」が特に好き。深い霧の森をぬけるような、完全にインド音楽なK「NAMAMI NANDA-NANDANA」を聴き終えたころにはあなたもこのアルバムにはまっているだろう。
 クリスピアン・ミルズという男は確かに天才で、演奏からソング・ライティングにかけて鬼気迫るほどの才気がアルバムから伝わってくる。長く続かなかったのも頷ける。時になにかの必然のようにこんな怪物バンドが出てくるからロックは面白い。

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